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【どっちが先?】ITパスポート試験・基本情報技術者試験の違いと難易度。「逆ルート合格者」が紹介するおすすめルートとは。

IT系資格
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浦部緩

本・漫画好き、参考書好き、独学好きのWebライター。通信制大学3校に入学し、IT系・金融系・語学系など様々な資格を取得しています。保育士歴10年以上の経験を持ち、児童クラブ支援員や家庭教師、学習支援員としての経歴もあり。週末はときどきボランティアで読み聞かせをしています。

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「IT系の資格を取りたいけど、ITパスポート試験と基本情報技術者試験、どっちから先に受けるべき?」と迷っていませんか?

試験の案内を見れば「ITパスポート試験」は一般向け、そして「基本情報技術者試験」はエンジニア向けだと書かれています。ということは、「ITパスポート試験」→「基本情報技術者試験」という順番で受験するのが一般的です。

ただし、私は、Webライターとしての仕事の幅を広げるために「基本情報技術者試験(旧制度時代)」を6ヶ月かけて取得後、すぐに「ITパスポート試験」を1ヶ月で取得する」という珍しい逆ルート戦法を取りました。

二つの試験を短期間で、両方受けたからこそ分かったことがあります。それは、「どちらの試験を受けた方がいいのかは人によって違う」ということ。

二つの試験の「難易度のリアル」と、「あなたならどっちを、どの順番で受けるべきか」を徹底解説します。

  1. ITパスポート試験と基本情報技術者試験の類似点と違い
  2. 「どっちが難しい?」経験者が語る難易度と内容の違い
    1. ITパスポート試験は「広く浅く」。ただし、基本情報技術者試験合格者でも意外と苦戦する罠
    2. 基本情報技術者試験は「暗記力、論理力、読解力」が問われる難しい試験
  3. ITパスポート試験と基本情報技術者試験:仕事に活かすならどっちが有利?
    1. 【一般論:会社によって評価は違う】
    2. 【実体験:副業・フリーランスライターとしての活かし方】
  4. 結論!ITパスポート試験と基本情報技術者、どっちから受けるべき?
    1. エンジニア志望・IT専門家を目指すなら「基本情報」から
    2. IT初心者・理数が苦手、幅広く社会常識をつけたいなら「ITパスポート試験」から
    3. 【特殊ルート】短期間で両方取りたい人(講師やライター等)は「逆ルート」もアリ
  5. 私が「基本情報技術者試験→ITパスポート試験」を攻略した勉強法
    1. 基本情報技術者試験(学習期間:約6ヶ月)
    2. ITパスポート試験(学習期間:約1ヶ月・テキスト不要)
  6. どっちも受けたいなら!両試験でおすすめの教材
    1. 迷ったら「同じシリーズの参考書」で一貫して学ぶのがおすすめ
    2. 通信講座の多くも両試験に対応している
  7. ITパスポート試験、基本情報技術者試験、どっちから先に受けるかはあなた次第

ITパスポート試験と基本情報技術者試験の類似点と違い

まずは、ITパスポート試験と基本情報技術者試験の違いをざっと見てみましょう。

試験形式対象者試験時間と問題数
ITパスポート試験CBT方式・多肢選択式ITを扱うすべての人120分・100問
基本情報技術者試験CBT方式・多肢選択式ITエンジニアを目指す人科目A:90分60問
科目B:100分20問

ITパスポート試験と基本情報技術者試験はどちらもIPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が実施している国家試験です。

両試験ともにパソコン上で受けるCBT方式を採用しており、多肢選択式(自分で文章や単語を記入する必要はありません)。全国の受験会場で随時受験することができます(実際の受験の際は最寄りの受験会場と試験日を確認してください)。

二つの試験は「IT知識の基礎」を身につけるのに適していますが、対象者が異なります。

引用元:「IPA試験区分一覧」https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/list.html

「ITパスポート試験」はITを活用するすべての人に向けた試験で、問われる知識は広いですが、そこまで深くはありません。試験時間は120分で問題は100問。1問あたりに掛けられる時間があまりないので、サクサクリズムよく問題を解いていく必要があります。

一方の基本情報技術者試験は、「ITエンジニアの登竜門」とも呼ばれている試験です。エンジニアを目指す人を対象とした試験なので、ITパスポート試験に比べて問われる知識は深く専門的になります。また、試験は科目Aと科目Bの二つに分かれています。科目Aでは基礎的な用語確認や論理の問題、科目Bではプログラミングや情報セキュリティなどのより思考力が問われる問題が出題されます。

二つの試験の勉強法をすぐ知りたい人はこちら!

「どっちが難しい?」経験者が語る難易度と内容の違い

では、二つの試験を連続で攻略した私から見た「ITパスポート試験と基本情報技術者試験の難易度と内容の違い」をご紹介します。

ITパスポート試験は「広く浅く」。ただし、基本情報技術者試験合格者でも意外と苦戦する罠

ITパスポート試験は、IT系国家資格のなかでも基本レベルに位置します。合格率も50%前後と国家試験にしては比較的高いと言えるでしょう。

試験内容は経営全般(ストラテジ系) 、IT管理(マネジメント系) 、IT技術(テクノロジ系) の三つの分野から出題が行われます。ITに関する規格や制度、ツールの使い方だけでなく、法務や経理などの一般常識的問題も混じっています。

二進法など一部考えて解かなくてはならない問題もありますが、基本的に問題文は短く、暗記で乗り切れるものも多いです。一方で、「こんな用語参考書にあったっけ?」というような細かい問題も出題してくるので、いまいち全体像が掴みにくい試験でもあります。私がこの試験を一発攻略できたのは、ライターとして幅広い話題に触れていたおかげもあると思います。

実はITパスポート試験と基本情報技術者試験の内容は、おおむねかぶっていますが、完全に一致しているわけでもありません。

これを私が実感したのは、基本情報技術者試験を取得後すぐにITパスポート試験の過去問を解いてみたときです。基本情報技術者試験の勉強をしたのだから、過去問ぐらい楽勝!という気持ちとは裏腹に、スコアは結構悪かったのです。

これは、ITパスポート特有の社会的、一般常識的な問題が壁になったからだと思います。つまり暗記不足。その後、1ヶ月ITパスポートの過去問に集中し、試験慣れした結果、無事試験を突破できました。

ITパスポート試験の難易度は基本情報技術者試験よりも低いのは確かですが、だからといって、必ずしも簡単な試験ではありませんし、基本情報技術者試験合格者なら勉強しなくても受かるわけでもありません。

基本情報技術者試験は「暗記力、論理力、読解力」が問われる難しい試験

基本情報技術者試験は、IT用語の暗記力はもちろん、プログラムや論理構造を理解する力、そして、ときには読解力が必要にもなります。

出題される分野としてはITパスポートとおなじストラテジ系 、マネジメント系 、テクノロジ系ですがテクノロジ系の問題の複雑さはITパスポート試験とは一線を画していると言えます。応用数学の分野からも出題されるので、数学に苦手意識がある人にはなかなかつらい部分があります。

他にもアルゴリズムやデータ構造など、正解につながる理論をしっかり身につけていないと正解できない問題が多々あります。

また、科目Bの難しさも基本情報技術者試験の難易度を上げる要因になっているでしょう。科目Bは試験時間からすると、比較的時間に余裕がある形になりますが、それだけしっかり問題を読み、考えて答えることが要求されます。

科目Bの8割を占めるプログラミングとアルゴリズムはまさに論理の世界で、今までプログラミングにほとんど触れてこなかった人にとっては、「まず勉強の仕方が分からない」という壁にぶつかる可能性が高いです。さらに残りの2割に当たる情報セキュリティに関する問題は長文が出題されることがあり、文章の読解能力が求められる部分があります。

【新制度導入】基本情報技術者試験は簡単になったのか?

実は現行の基本情報技術者試験は、私が受けた試験とは制度が変わっています。

私が受けた2022年秋(旧制度)試験では、150分の試験が午前と午後に分けて二部制で行われました。一日でなんと5時間も集中しなければならない長丁場の試験です。正直、一日の試験が終わった後は(パソコン画面を見つめていた)目も体力も限界でふらふらでした(特に午前試験は隣の人の咳でテーブルが揺れて集中できないというアクシデントがあったのでなおさら疲れました…)。

また、プログラミング言語は選択制で、午後問題の内容も選択制。回によってどの問題が簡単なのかが変わるので、複数分野の勉強を同時にする必要がありました。

さて、基本情報技術者試験は、2023年の制度改正で、試験時間が90分・100分に短縮されました。プログラミング言語も「疑似言語」に統一されています。かつての形式ではプログラミングの問題はとても長く、その概要をつかむのに一苦労でしたが、現在の問題は比較的短いので、一つの問題に集中して考えることが可能になっています。

アルゴリズムとプログラミング、そして情報セキュリティに分野が絞られたおかげで、勉強する知識の範囲は狭まったと言えるでしょう。

新制度になることで、以前より試験がシンプルになったのは確かですが、一方で難易度が大きく下がったとは言い切れません。移行後は、50%を上回る合格率だった基本情報技術者試験も、だんだん40%台に落ちてきており、ときには30%台を記録することもあります。

科目Bではプログラミング問題の比率が大きくなったことで、この分野が苦手な人にとっては難易度が上がっているともいえるかもしれません。

二つの試験に使える教材を知りたい方はこちら!

ITパスポート試験と基本情報技術者試験:仕事に活かすならどっちが有利?

ITパスポート試験と基本情報技術者試験、どちらを受けるべきかは人によって変わります。ここでは仕事に活かすという観点から二つの試験を比較します。

【一般論:会社によって評価は違う】

ITパスポート試験は、基本的なIT知識を問う試験で、新社会人や学生が就活前に取得するのにも向いているでしょう。

一方、合格率が高いということは希少価値が低いわけで「ITパスポート試験は就活で役に立たない」と言われることもあります。とはいえ、ITパスポート試験をエントリーシートに活用していたり、資格取得に対して合格報奨金を出す企業も実在します。

ただ、高度なIT知識を求める企業では基本情報技術者試験や応用情報技術者試験などのより専門的な資格を昇進条件にあげているところもあります。

各企業や官公庁などでのITパスポート、基本情報技術者試験の扱いについては、以下の記事を参考にしてみてください。

【ITパスポート試験】活用事例
IT資格は昇格昇給に必要か・報奨金は出るか、調査で見えたIT大手10社の違い
日経クロステックはIT大手10社を対象に、IT資格をどのように活用しているかを調査した。


就職・転職・昇進への影響は会社の方針や業種によって大きく異なるため、一概には言えないのが正直なところでしょう。

すでに企業にお勤めの方やお目当ての就職先、転職先がある方は、「どっちを受けるか」決める前に該当企業でのITパスポート試験、基本情報技術者試験がどのように評価されているのかを確認するとよいでしょう。

【実体験:副業・フリーランスライターとしての活かし方】

企業としてITパスポート試験と基本情報技術者試験をどう扱うのかは、企業によって変わります。ただ、私事として語るなら、副業・フリーランスという働き方においては、両資格を保有していることが確実に役立ちました。

二つの試験について経験しているということは、どちらの試験に関する記事も書けるということです。後述しますが、基本情報技術者試験の内容はITパスポート試験を完全に内包しているわけではありません。つまり、基本情報技術者試験に合格したからといって、ITパスポート試験の内容を解説できるとは限らないわけです。

二つの試験を受験することで、試験の難易度、勉強方法、問われている知識の違いなどを比較検討し、どちらの試験内容についても解説記事が書けるようになったのはライターとして、大きな強みになりました。

また、基本情報技術者試験の資格はある界隈では「IT系の知識を持っている」という強いアピールになりますが、ITに疎い人にとってはぴんと来ないかもしれません。

もしあなたが非IT系の企業に勤めていたならば、上司はこの資格の名前も知らない可能性があります。しかし、副業・フリーランスライターとして自分で仕事を選ぶ立場であれば、この資格をアピールしない手はありません。

あなたが副業や独立を視野に入れているなら、就職市場、企業内での評価とは別の文脈で、両資格には十分な価値があるはずです。

結論!ITパスポート試験と基本情報技術者、どっちから受けるべき?

ITパスポート試験と基本情報技術者試験、どっちから受けるべきかというのは、人によって変わってきます。あなたに合ったルートを選びましょう。

エンジニア志望・IT専門家を目指すなら「基本情報」から

基本情報技術者試験は、「ITエンジニアの登竜門」と言われる試験です。

問題に出題される内容は、IT関係の製品やシステムを「作る」ときに必要とされる知識ですから、エンジニアを目指す人が今後の実務、専門性を高めていくための足掛かりとして取得を目指すのは理にかなっているでしょう。

また、文系の人や非IT系の仕事をしていた人が、プログラミングやエンジニアリングの分野に転向しようとする場合にも、役立ちそうです。社会人になってからはなかなか知識を体系的に学ぶ機会がありませんが、この試験の勉強をする中でITエンジニアとしての基礎知識を学んでいけるでしょう。

有名な国家試験なので分かりやすい参考書や動画講座が豊富なのも魅力です。

一方で、非IT系の仕事についており、今後もプログラマやエンジニアとは縁のない生き方をしようとしているなら、わざわざこの試験を受験する意味はあまりないかもしれません。内容が専門的すぎるからです。

IT初心者・理数が苦手、幅広く社会常識をつけたいなら「ITパスポート試験」から

もしあなたがIT初心者であったり、プログラミングや数学が苦手なのなら、ITパスポート試験から受験をしてください。

ITや理数に苦手意識がある人がいきなり基本情報技術者試験をめざすのは、バタ足ができない人がクロールに挑戦するようなもの。挫折してIT全般が嫌いになってしまうよりは、少しずつ知識をステップアップさせた方が確実です。

ITパスポート試験でも少しプログラミングや数学の知識が問われる面はありますが、基本情報技術者試験に求められるレベルに比べればずっと簡単です。

合格率が高いITパスポート試験なら、短時間の勉強でも取得しやすく、次への自信にもつながるでしょう。数的な思考力を問われる問題も一部ありますが、暗記で正解できるものも多いからです。

また、自分の所属している会社や部署によって、あえてITパスポート試験を選ぶという戦略もアリです。

ITパスポート試験は専門的なIT知識というよりは、法務やビジネススキルなどの社会人に必要な幅広い知識を習得するのに向いているからです。人事や経理などの仕事でIT機器は扱うけれど、ITの専門家という立場を求められているわけではない、という人でも勉強する価値がある資格ですよ。

もし、ITパスポート試験を受けてみて、「案外こっちの分野も面白いな」と感じたときに、基本情報技術者試験の受験を考えても遅くありませんよ。

【特殊ルート】短期間で両方取りたい人(講師やライター等)は「逆ルート」もアリ

稀にですが、ITパスポートと基本情報技術者試験両方の資格を確実にとりたいという人もいるかもしれません。

私のように、二つの試験の比較をしたい人、どちらの試験の講師としても活躍したい人などです。

こんな人には、私が使った「基本情報技術者試験」→「ITパスポート試験」の逆ルート攻略をおすすめします。基本情報技術者試験をクリアすると、ITパスポート試験の問題の多くが見知ったものになりますので、短期間の勉強でITパスポート試験の合格も勝ち取れるでしょう。

特に基本情報技術者試験合格者レベルであれば、ITパスポート試験のテクノロジ系問題はとても簡単に見えるはずです。実際に、私が基本情報技術者試験合格の一か月後にITパスポート試験を受けたときは、テクノロジ系の分野の成績はとてもよかったです。

ただし、ITパスポート試験にはITパスポート試験ならではの分野が存在します。前述したように、基本情報技術者試験合格者ならまったくの無勉強で通過できる試験ではありません。

参考書を買って1から勉強をする必要はないと思いますが、「ITパスポート試験ドットコム」などで過去問の研究はしっかり行うことをおすすめします。

私が「基本情報技術者試験→ITパスポート試験」を攻略した勉強法

私がいきなり基本情報技術者試験を受験し、その後ITパスポート試験に合格した勉強法を簡単に紹介します。

基本情報技術者試験(学習期間:約6ヶ月)

最初に基本情報技術者試験を受験したときは、まず基礎力を付けることに主眼を置きました。出てくる用語がさっぱりわからない未知のモノばかりだったからです。

受験期間まで時間がなかったので、いくつか参考書を見てできるだけ薄いものを選びましたが、実はこれが失敗でした。分からないことが多い場合、すっきりまとめた参考書では説明が不足していたんです。そこで、最初は敬遠していた分厚い参考書に切り替えました。

結果的に勉強ははかどるようになりましたが、午前試験(現行の科目A)に時間をかけすぎ、午後問題(現行の科目B)に割ける学習時間がギリギリになってしまいました。

ただ、午前試験(科目A)の基礎力がなければどうしても午後試験(科目B)の内容は分からなかったので、最初に基本情報技術者試験を受ける場合はやはり科目Aの内容を定着させるのが大事だと思います。

また午後試験(科目B)の内容は、午前試験(科目A)をしっかり行っていれば分かるという記述を見て油断していたところがありましたが、実際に過去問を見たらそんなことは全くありませんでした。午後試験(科目B)特化の対策していなかったら落ちていたと思います。

これから受験をする人は、科目B、とくにプログラミング分野の参考書は別に用意してちゃんと対策しましょう。

ITパスポート試験(学習期間:約1ヶ月・テキスト不要)

ITパスポート試験については、基本情報技術者試験の貯金を活かせば、基本知識は充分だったので、あとはITパスポート試験の形式に慣れることが重要でした。

一応テキストは買ったのですが、試験までの時間がなかったこともあり、過去問をできるだけ多く解く方針に切り替えました。結果的にどうしても分からないような問題とは出会わず、苦手な問題をストックして、本番までにちゃんと解けるようにしておけば合格できました。

この苦手な問題をストックするという機能は、「ITパスポート試験ドットコム」の会員登録をすれば使えるようになります。とても便利な機能なので、ぜひ利用してみてください。

なお、ITパスポート試験を最初に受験する初心者向けの記事は、以下で公開しています。ITパスポート試験に特化した勉強法や参考書を知りたい人は、ぜひご覧ください。

どっちも受けたいなら!両試験でおすすめの教材

ITパスポート試験と基本情報技術者試験、どっちの試験も受験予定なら、同じシリーズや同じ動画講座での勉強がおすすめです。二つの試験に対応している教材は結構たくさんありますよ。

迷ったら「同じシリーズの参考書」で一貫して学ぶのがおすすめ

実は、ITパスポート試験と基本情報技術者試験については、同じ作者がシリーズ本として参考書を出しているケースが多いです。

もし、どっちの試験も受験・合格を狙っているのなら、同じシリーズの参考書で学ぶのがおすすめです。同じ作者の参考書を使うと、用語の説明の仕方がだいたい同じなので、「あ、これ、前の試験で勉強したところだ」と記憶を呼び起こしやすいからです。

ただし、前の試験で「この参考書いまいちだった」という場合は、思い切って別シリーズに変えるのもアリです。

ここでは定番ともいえる三つのシリーズについて紹介します。

「いちばんやさしい」シリーズ

私が基本情報技術者試験を攻略するのに使った参考書のシリーズです。基本情報技術者試験の場合は参考書がとても分厚く、辞書みたいな重量感がありますが、その分内容は丁寧で分かりやすいです。基本の説明は「ITパスポート試験」のバージョンと共通しているので、両試験を続けて受けるときにも戸惑いなく移行できるでしょう。

「かやのき先生」シリーズ

猫のまったりしたイラストが特徴のシリーズ。膨大な内容をノートのようにすっきりまとめて、イラストとともに解説しています。活字がたくさん書いてあると勉強する気がなくなる…という人は、こちらのシリーズを手に取ってみてはどうでしょうか。同シリーズとして書き込み式のドリルも販売されています。

「キタミ式」シリーズ

イラストたっぷり、かつ、丁寧な説明が欲しいという人向けの「キタミ式」シリーズもまた、ITパスポート試験、基本情報技術者試験両方に対応しています(実は応用情報技術者試験の参考書もあります)。ボリューミーに見えるのはそれだけ内容が詰まっているからともいえるでしょう。ITパスポート試験を取って終わりではなく、次の試験にステップアップするための理解力が欲しい人はぜひ使ってみてください。

通信講座の多くも両試験に対応している

通信講座の多くもITパスポート試験、基本情報技術者試験両方に対応しています。

最近はスマホで学べる形式の通信講座が多いので、スキマ時間を使って効率よく勉強したいという人は通信講座を利用すると便利です。

通信講座を利用する際は、料金だけでなく、次の点も比較しましょう。

  • テキストの形式(紙か電子か両方か)
  • 動画の学びやすさ(何分でひとまとまりなのか)
  • 復習の仕方(ドリルや小テストなど)
  • 模試が受けられるか
  • 質問対応の形式

スタディング

ITパスポート試験、基本情報技術者試験(さらにステップアップした応用情報技術者試験も)の両試験対策コースが備わっている通信講座です。

動画講義とWebテキストでスキマ時間に学習を進められるほか、過去問、模試もセットに。Q&Aチケットで質問をすることができたり、AIによる学習支援アシストがついていたりと、充実した内容が魅力です。

「スマホ学習」に特化した内容となっているため、通勤通学、家事仕事の合間に、ちょっとずつ学習をしたい人に適した内容となっています。

GLOBIS 学び放題

ビジネスや資格に関する動画を配信している「GLOBIS 学び放題」では、ITパスポート試験、基本情報技術者試験の動画が定額で見放題になります。

AIと連携しており、分からないことはその場でAIに聞けるのが特徴。クイズ・理解度確認付きで学んでいける内容になっています。

ITパスポート試験と基本情報技術者試験、どっちから受けようか迷っているという人は、まず動画で二つの試験内容を比較してみるのも良いでしょう。二つの試験勉強を並行したいという場合にも便利ですね。

ITパスポート試験、基本情報技術者試験、どっちから先に受けるかはあなた次第

この記事では、IT系の国家資格として入り口にあたる二つの試験、ITパスポート試験と基本情報技術者試験を様々な面から比較してきました。

ITパスポート試験はすべての社会人、基本情報技術者試験はエンジニア初心者というざっくりとした対象の違いはありますが、どちらも特に受験資格は求められていません。

すなわち、どっちから受けるのもあなた次第です。

今後のキャリアへの活かし方を考えて選んでも良し、興味のある方から選んでも良し、です。ちなみに私は「こっちの方が面白そう」というぐらいのテンションで基本情報技術者試験を受験しています。

まずは、過去問や参考書をパラパラ見てみて、「こっちなら勉強できそう」と思った方から受験してみてはどうでしょうか。

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