クラウティは、家族で使えるオンライン英会話として有名なサービスです。
しかし、家族で使えるというと何となく子供向けのサービスに感じてしまう人もいるかもしれません。
「小学生はともかく、高校生や大学生は物足りないのでは?」「大人には向いていないんじゃないか?」などの疑問を持つ人もいるかもしれません。
そこで、今回は社会人の筆者が英会話学び直しの視点から、クラウティの無料体験を試してみました。
実際のレッスンの様子と合わせて徹底解説します!
家族でアカウントシェアができるクラウティの特徴
クラウティは、1アカウントを家族6人でシェアできる仕組みが最大の特徴です。
オンライン英会話は、プランによって月に受講できる講義回数が決まっていることが多いです。クラウティも月最低60回の受講が可能です。
しかし、いくら受講可能回数が多くても、アカウントの持ち主が忙しければ授業を受けられず、無駄になってしまうこともあります。

一方で、クラウティであれば、兄弟や親が代わりにオンライン英会話を受講することができます。
また、アカウントがシェアできるからと言って極端に料金が高いわけでもありません。
例えば、5:00~24:00までのスタンダードプランは1日最大2回の授業で月額税込み7150円となっています。時間帯を夕方までに限定したスタンダード・Daysであれば、1日最大2回の授業が月額税込み4950円で受講できます(2026年7月現在-最新情報は公式サイトでお確かめください)。
兄弟・親子含めて最大6人のオンラインレッスン料と考えれば、リーズナブルに感じる人は多いのではないでしょうか?
さて、ここで気になるのは、レッスンの内容です。
もし、アカウントをシェアできても、幅広い年齢に対応するサービスでなければ、使い勝手が悪いですよね。
そこで、今回の無料体験では、クラウティは高校生以上の子どもや、大人のオンライン英会話としては使えるのかどうかを検証したいと思います。
クラウティのオンライン英会話無料体験レビュー
まずは、オンライン英会話についてです。
レッスン用のコースは豊富
クラウティのオンライン英会話には、レッスン用のコースが豊富に用意されています。
コースは大まかに、二つに分かれています。年齢別コースと、目的別コースです。
年齢別のコースは、未就学児から高卒レベルまでがそろっています。目的別コースには旅行やビジネス、英検®、発音集中講座などがあります。「大人も楽しい英語遊び」のコースも用意されていました。社会人向けの学びの選択肢もしっかり用意されている印象です。
受講の時間は10分と25分から選べます。初めてのオンライン英会話で緊張するという人は、10分から始めてみるといいと思います。
ただし、コースによって時間が選べないこともあります。例えば、私は英検®の準1級のコースを受講してみましたが、これは25分コースしか受講できませんでした。
講師の数は豊富だけれどプロフィールは少し見にくい
在籍している講師の数は豊富で、予約が取りづらいということはありませんでした。
ただし、講師の詳細なプロフィールがあまり書かれていないので、どの講師を選んでよいのか少し迷うところがあります。
顔写真の印象や簡単なタグ(フレンドリーなど)で直感的に選ぶという感じです。
基本は英語でのレッスン
クラウティのオンライン英会話は、フィリピン人の講師が担当しています。そのため、基本的には英語での会話で授業を進めることになります。
授業用の画面にはオンラインチャット機能が付いています。
ここから、メッセージを送ることができますので、うまく英語が出てこないときは、ここからテキストを送って質問もできます。

実際、私も初めて無料体験授業を受けたときは、次の操作が分からず「Hello!Thank you for teaching me.What do I do next?」というメッセージを送りました。
そのあと、講師の方は日本語のメッセージで指示を送ってくれました(丁寧な内容だったので、翻訳アプリなどを使用したのかもしれません)。
授業はフリートーク後の英検®二次試験演習となりました。
フリートークは、結構長い間しゃべることができ、こちらから質問もできました。少し早口の講師の方でしたが、なんとなく内容は分かったのがうれしかったです。
そのあとは、クラウティ付属の模擬演習問題のやり取りをしてもらう形になりましたが、演習をやった後、モデルナレーションを表示してもらって、その文を読むというあたりさわりのない感じになりました。
モデルナレーションを読んだところで、授業終了となり、間違っているところの指摘やちゃんと内容が伝わっているのかを確認する時間がありませんでした。
外国人講師とのテスト対策は、日本語でスムーズに質問ができないところがあります。クラウティは日をまたぐと受講回数が復活するため、「外国人と対面でしゃべる経験を積む」という風に考えた方が良いかもしれません。
さて、このようなオンライン英会話の難しさを補足してくれるのが、クラウティ付属の教材TerraTalkです。
【高校生や社会人におすすめ】AI教材TerraTalkがすごい!
私がクラウティの無料体験をしてみて、一番すごいと思ったのがこのTerraTalkによる自習システムです。
TerraTalkはAI相手に学べる学習教材です。この教材を使うと、リーディング、スピーキング、ライティング、リスニングの四領域を自分のペースで学ぶことができます。
AI音読機能による発音チェック
私が一番気に入ったのは、AI音読という機能です。
これは、自分で作成した英文を張り付け、そのあと音声を吹き込むとAIが発音をチェックし、どこがおかしかったのかを表示してくれるというものです。お手本の音声も聞くことができますし、発音矯正のポイントも表示されます。
私は、次のような手順でスピーキング練習をしてみました。
1.英語で言いたい内容を英作文で作って、Geminiに評価、修正してもらう(別の対話型AIでもよいと思います)
2.できた英文をAI音読機能に張り付けて発音練習
3.フィードバックを見て、発音が間違っていないかをチェック
4.お手本の音声を聞いて再度スピーキング、前回より評価が上がるよう頑張る
ただし、英文をチェックする過程で不適切だと思われる言葉が含まれていると拒否をされることがあります。例えばギャンブルの依存性についてのスピーチ練習をしたかったのですが、gamblingという単語はNGでした。
忙しい高校生や大学生、社会人でもこのAI音声機能を使えば、いつでもスピーキング練習が可能です。
英語でのプレゼンの練習などにも使えるでしょう。
面接試験模擬問題で二次面接の対策も可能
TerraTalk内の英検®の模擬試験のプログラムも充実していました(TerraTalkの「さがす」のメニュー内から見つけることができます)。
まずは、単語の意味を理解したり、音読したりするところから練習を始め、最終的に模擬演習をするという流れになっています。といっても、いきなり模擬演習に進むこともできます。

CBTバージョンと面接バージョン、それぞれに模擬試験を受けることができる点まで、細かく作られています。
模擬試験では、こちらがしゃべった内容が文字に置き換わって画面に表示される仕組みになっています。出力された文字を見て、文法的に間違っていたり、きちんと発音できていない部分を見つけたりできます。
ただし、この模擬試験は時間が表示されません。本当の英検®のタイトな時間に合わせて演習をしたいときは、自分のスマートフォンやキッチンタイマーで時間を計る必要があります。
日本のアニメなど好きなテーマで長文読解できる「AIブック」
AIブックは、様々なテーマのショートストーリーが読める機能です。日本のアニメに関する話題など、興味深い読み物がたくさん掲載されています。

なんと、自分でテーマを決めれば、そのテーマでAIブックを作成してくれる機能もあります。
英語のレベルに分けて、ストーリーが作られているので、自分のレベルにあった読み物のリーディングをたくさんしたいときに最適です。
B2以上のストーリーも多いので、リーディングのレベルアップを目指す大学生や社会人も楽しめるのではないでしょうか?
ストーリーの内容には音声もついているので、リスニングの題材としても使えますよ。
なお、AIブックには日本語訳が付いていないのですが、これが逆に英語をそのまま読む練習につながると感じました。多読にも通じる勉強法ですね。


また、読んだ本について英作文を書くという機能もあります。リーディングとライティング、リスニング全般に役立つ楽しい教材だと感じました。
AI添削でレベルにあった英作文指導が受けられる
AI添削は、英作文をAIに自動採点してもらえる機能です。
添削時には、どのレベルで採点してほしいかを選べます。同じ英作文の内容でも、設定したレベルが高いとややシビアな採点内容(もっと内容を充実させましょうのような)回答が返ってきます。もちろん、スペルミスはしっかり採点してくれます。
このようなAI添削は英検®のライティング対策に最適です。また、大学入試や就職・昇進試験などで英語のエッセイを書く必要がある高校生~社会人にとっても使えるサービスと言えるでしょう。
普通の対話型AIでも似たようなことができるかもしれません。ただ、かなり元の文章が直されて返ってくるので、ピンポイントの修正などがやりにくいこともあります。

修正の見やすさや、レベルに合わせたアドバイスなどを考えると、フィードバックに特化しているという意味ではAI添削を使った方が効率的だと感じました。
「れんしゅう」モードで隙間時間にインプット
「れんしゅう」モードでは、単語、リスニング、発音のドリル演習ができます。
出題数は10問から選べるので、忙しい社会人でも隙間時間にインプットをすることができるでしょう。
「れんしゅう」とひらがなで書かれていると簡単なレベルなのかなと思うかもしれませんが、単語は大学入試共通レベルのものまで収録されているので、英語をやり直したい社会人や高校生にも満足ができる内容だと思います。
まとめ:クラウティは「AI自習×実践アウトプット」を求める大人も使える
クラウティの無料体験で分かったことは、優秀なAIツール(TerraTalk)での独学が大人の隙間時間学習にぴったりだということです。

TerraTalkは、レッスン時間を消費しないので、普段は子どもにオンライン英会話の機会を譲り、ある程度独学で準備ができたらフィリピン人講師とのオンライン英会話で実践するという使い方もアリなのではないでしょうか?

「フィリピン人講師との英会話」だけなら他社でも代替できるかもしれません。
しかし、TerraTalkまで含めた学習環境にはクラウティならではの魅力を感じました。
特に、オンライン英会話だけでは不足しがちな自習環境を重視する人には、一度無料体験で試す価値があると思います。
まずは無料体験で、TerraTalkの使い勝手や自身のスピーキングの成長を実感してみてください。



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